視野。
June
09
2006
12:07
昨日、とある人ととある話をしていて思ったこと。
結局、人間なんて、
それぞれがそれぞれの視点で、
何かを見て、何かを感じて、
んで、何かを信じて生きていくしかない以上、
究極なところを言えば、
そればっかりは他人とすり合わせることなんかできないし。
だったら、誰かと一緒にいるってのは、
違う視野を前提にしてやってくしかないわけで、
そこで、お互いの見てるトコってのが、
だいたいの方向が一緒でさえあれば、
歩を揃えて歩いてくことはできる。
でもさ、あまりにそれが別なんであれば、
自分の行く方向に行くべきか、
それとも相手に合わせて方向修正すべきか、
ウダウダ悩んじまって、
そんでそこで立ち止まって、なんて、
自分の可能性狭めてるだけじゃん。
いろんなさ、好奇心とか野心とか欲望とか、
なんだかんだいろんなアレコレで視野を広げることはできるけれども、
でもさ、その程度のパトスも無いのであればさ、
それはもう、自分の狭い世界の中に入ってくるものだけを見て、
そんでチマチマ生きてくしかないんで。
自分の中の芯を据えて、それを突き進むのは大事だけど、
それだけしか見えてないってのは、
それすらも見えてないってのが実際のトコだから。
どんなものでも、それ単体ではそれは規定できない。
他の物との比較によってのみ、その存在が規定される。
いろんなものを積極的に取り込むことこそが、
自分が一番大事にしたいものをより大事にする唯一の方法。
それは、
気付かなくては、
いけない。
これを分かるように伝えてやる方法はないものか(笑)
やっぱショック療法しかないでげすよ。