何かがないといつも自分の大事な部分を忘れるという自分の愚かさに添えて。
今僕の目に涙浮かんでても
今僕が生きている
それだけで幸せだということ
(RADWIMPS「最後の歌」)
初心に返るためにここに記す。
先日、
帝王切開のオペを執刀した産婦人科医の無罪判決が出たニュース。
そういうニュースもあったから、ちょうどいいタイミングかな。
1978年9月11日、
俺は帝王切開で生まれました。
よほどの難産だったらしく、
オペに踏み切る前に、
母子とも助かる確率は10%以下、
執刀すれば、母親は9割方助からない。
と医師に宣告されたそうです。
父親と、当時9歳だった姉は、
もちろん、
子供は諦めて、母に生きててほしいと懇願したそうですが、
母は、
自分は死んでも、絶対に生むと言い張って、
結局オペに踏み切ったそうです。
結局、1割以下の奇跡を乗り越えて、
俺も母も、今この世にいるわけですが、
そんな思いで生んでくれた母親には、
心中、ホントに感謝をしとります。
自分の生きるうえで、
これだけは絶対に蔑ろにしちゃいけないと、
いつでも思っていて。
他人の迷惑を顧みない生き方で、
たいへん周囲の不評を買っている俺様ですが、
たとえ周囲に後ろ指を差されようとも、
自分の生き方だけは貫き通したい。
周囲の視線を気にして、
自分のホントにやりたいことと別の方向に流されて、
そんで、
死ぬときに、
俺の人生って、これで良かったのかな?
なんて、欠片でも思ったら、
自分を犠牲にしてまで生んでくれた母親に顔向けできないんで。
俺が、
自分の人生をやれるだけやりきって、成功も失敗も、100%満足して一生を終えることが、
絶対にしなきゃいけないこと。
本来はここに無かったはずの命なんで。
周囲がどう言おうとも、
ここに存するからこそなんで。
怖くはないし。
ただ、
もっともっとできることはあるのに、
最近ちょっと怠け気味かなと思うんで。
もちっと猪突猛進してかないとな。
もっともっと、後悔しないように。
もっともっと、やるべきことがある。
100%力を出し切ってる?
足りねーじゃん。
足りるまでやれよ。
って、
いつも、
いつも、
忘れずに。
まっすぐ行こう。