film0102: 迷宮カフェ (2015)
迷宮カフェ
映画レビューサイト総合偏差値:3.11
国内映画レビューサイト偏差値:3.00
国際映画レビューサイト偏差値:3.33
だい評点:★★★★
日本
2015年3月7日公開
監督:帆根川廣
出演:関めぐみ、大迫一平 etc
製作:ワンワークス
配給:角川
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
雑誌記者・榎木田は、寄稿している週刊誌の編集長から、都会から遠く離れた山村にあるカフェを取材してくるよう指示を受ける。美人女店主が経営するそのカフェには、訪れた客が次々と行方不明になっているという噂があるという。高額な原稿料に惹かれた榎木田はさっそく取材を開始する。
【だいレビュー(ネタバレ有)】
えっ、世間的に何でこんな評価低いの??
めっちゃ泣けるof泣ける映画。
骨髄バンクの宣伝臭がすごいのが評価低い原因かしら。
例えそうであってもストーリーがしっかりしてるからいいと思うんだけどなあ。
たしかに粗を探せばいろいろあるけど。
会話場面の映像の撮り方が雑だとか、
マッチョのキャラが過剰すぎるとか、
そもそも捜索願出されてないの?とか、
何で今頃になって容疑者になったの?とか、
いくら何でも姉妹で似すぎだろ、とか、
たしかに御都合なとこは、ある。
あるぞ。
でも泣けるからいいんじゃぁぁぁぁ!!!!!
登場人物めっちゃ少ないのに、
泣けるポイントが別々にあるのずるいやん!
ドレスを着て面会に行くアスカ。
「わたしは、一生あなたの家族だから」
泣くぅぅぅぅぅぅぅ(涙涙涙涙
「マリコ……来て」
で行かなかったことを悔やみ続け、
自分の骨髄で誰かを救えたら自殺しようと決めていたマリコ。
最後の録音で、
「マリコ…生きて」
だと知った時の衝撃!!
泣くぅぅぅぅぅぅぅ(涙涙涙涙涙涙涙
生きることに希望が見出せなくて簡単に人を殺したスグルが、
生きたいと初めて思えた時に、本当に自分の罪を痛感した。
親友に寄り添えなくて一人死なせてしまったと罪を抱えたマリコが、
最後の声を聴いて、命を捨てることが償いではないと知った。
命の赦しの物語。
世の中には、
生きたいと思っても生きられない人が、いる。
生きたいと思えば生きられる僕らは、
彼らの分まで強く生きる義務がある。
「将来の夢は、なに?」
夢が本当に夢でしかない人が、いる。
夢を追う時間が残されている僕らは、
彼らの分まで夢に向かって生きる義務がある。
そう、思う。