カテゴリーアーカイブ: 人はいつも。

沙漠の花。

April 25 2006 23:10

人が変わるには、結局の所、
生活の中のこまごましたところ、全てを変えなければいけない。
自分の培ってきたものの大部分を否定することにはなるけど、
それでも、どうしてもやらなければいけないのなら、
たくさんのものを失ってでも、やるしかないじゃないか。
 
その結果が無為に終わり、全てが無くなるとしても、
そうやって努力した事実だけは残る。



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手のひらを太陽に翳したら、胸に当てて自分に問いかけてみようか。

February 07 2006 23:15

さぁ、童謡の時間だよー!
 
 
僕らはみんな、生ーきているー♪
生きぃているから、
欲望に心を縛られたりして、いろんな大事なことを忘れて、誰かを傷つけたり、そのくせ、それでいてそんな自分を責めたりして、どうしようもない絶望に浸っちゃったりするけど、結局そんなの安っぽいヒロイズムだから、またすぐに同じことを繰り返したりしてるんだ。
 
僕らはみんな、生ーきているー♪
生きぃているから、
傷つきたくなくて、自分の本心に嘘ついたりして、今目の前にある困難をただ回避することが格好いいクールなやり方だなんて勘違いして、結局そこは、ホントに自分が行きたかった場所じゃなかった、なんて、そんな笑えもしねー状況を生み出したりするけど、今さら後悔しても遅かった、なんてことを、戻れなくなってから気付くんだ。



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楽観的デカダンス。

February 02 2006 22:01

俺らは、いつも、眠い眼を、こすって、
そんで、ネクタイを、外したら、一目散に、
首に手を、回して、抱き寄せて、脱がせて、
後はもうやることなんて決まってんじゃん。
別に何をどうって理屈も何もなくて、
一息ついて、そしてまた、物憂げに、動き出す、
そのためのルーティンライフ。
欲望と理想主義とロマンティシズムは紙一重だ。
不可避なのはポジティヴとネガティヴのオルタネイト。



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出遅れティアヌス。

January 14 2006 19:58

先日の西弓新年会の時の話。
 
「恋は早い者勝ち」
という、俺が高校の3年間をかけて見出した絶対的な真理を、
9年経った今でも金科玉条のように有り難がってるバカな野郎がいた。
ホントにバカな野郎だ。
バカな俺の如き人間の見つけ出したバカな格言を、
だんだんわかってきました!
なんてこの野郎。嬉しいじゃねぇか。
かくいう俺は、いつも2手も3手も遅れて、
タイミング外して、負けてばっかだけども。
 
いくつになっても、
悩んで、喜んで、んで泣いて。
ぬか喜びをして、そんで凹んで。
いい年こいて変わらないライフ。
男がバカなのか。
俺がバカなのか。
まぁ両方だ。



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極大値まで。

January 13 2006 20:59

世の中なんてのは、結局は不公平だ。
それを痛感することなんざ、腐る程有る。
だからといってウダウダ言っててもしょーがねぇわけで、
その分の差をカバーするために死ぬ気でやること。
マイナスなんて、その絶対値とあと1だけ努力すりゃ、プラスになる。
簡単じゃん。



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自由。

January 02 2006 21:00

一つ手に入れたら、
一つ失うとすれば、
どっちを選ぶかってのは、各自の自由裁量に委ねられる。
そしてどれだけの人が、
自分にとって最も最良の選択ができていると、
胸を張って言えるだろうか。



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ある日のパキラ。

December 10 2005 16:41

熱情とか、欲望とか、惰性とか、誠意とか、
そんなたくさんのものが、パキラのように絡み合わされて、どんどん大きくなってく。
そんで、別だったはずの感情までも、いつの間にやら、どれがどれかもわからないくらい一つになっていって、いつしか大きくなるのもそこで止まって。
枯れるのは、一瞬。
 
何か一つだけを、都合良く引きはがして取っておくことはできない。



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パズルの途中。

November 23 2005 23:34

好奇心だけで日々を過ごしているようなもので。
いろんな刺激を受けて、自分の中の引き出しを増やしていく作業。
だから、人間関係は、50%くらい似てて、50%くらい全く異なる人がいい。
同じ方向を向いてるけど、見てるものは違う、ってなそんな感じ。
自分の視界には入ってるのに見えてなかったたくさんのもの。
それを一つ一つ掬い上げて、視界全体を一つの絵に。
んで、それぞれが別に見えて実は噛み合っていたりして。
全部集めて初めて自分の向いてる場所の意味がわかる。
ちょっとした壮大なジグソーパズルみたいなもんで。
 
完成までは程遠いけど、
ピースを見つけ出す作業を楽しんでみよう。



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ここにあるもの。

November 13 2005 23:56

孤独というものがあるとすればそれは、
独りでいることに寂寥感とか焦燥感を感じるということではなくて、
他者といることで不通や不信や絶望を感じるということだと思う。
そしてそれは自己卑下や他者への拒絶という形を取ったりするけれども、
その根幹にあるのは、自己と他者との関係に対する絶対的な誠意。
だからこそ、
純粋な孤独を感じられる人は、純粋に誰かを愛することができる人だ、と思う。
 
孤独という価値と共に歩こう。



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