さすればラガラガ。

September 24 2010 02:18

今日、
朝、サッカァを3時間ばかしこなした後、軽く睡眠。14時頃だったか、
所用をこなしに平岡イオンに行く。
 
その過程、
何気にヴィレッジバンガードの前を通ると。


ん~。
 
ん~。
 
ん~~~??????????
 
 
 

 
 
わっしょいわっしょい!!
 
ゲビル的に言うと和ッ暑意和ッ暑意!!
 
 
何故こんな場末のヴィレッジにBONくん…
 
 
ともあれ、
まだバリバリ現役ラガもんだった頃はBONくん信者で知られた俺様、
今は亡きRED HILLにBONくんが来る時は必ず顔を出してましたが。
 
RED HILLが亡くなってからは、
なんかそれ以外の箱でレゲエで揺れるのもアレかなぁ、と思い、
5年くらい前のバースデーバッシュ以来、
生BONくんはご無沙汰しておりましたが。
 
久々に好機到来!
これは時間まで待たねばなるまい!!!
 
とて、
本件の、昨日出たアルバムなどを購入しつつ、
時間を待つ。
 
 
14:55。
 
店内には明らかにラガ者と思わしき、
ラスタなカラーの若者やら何やらが溢れ始め。
 
店のど真ん中の、
おそらく会場となると思われる一角に次々と集合。
もちろんだい様は最前列を確保(こういう時は肉食
 
 
15:10。
「時間おしてまーーす」との説明。
BONくんのことだから想定内。
BONくんのバースデーバッシュで、主賓ながら1時間半遅刻してきた前科の持ち主。
 
会場は30人くらいの人だかり。
普通のお客さんはラスタな人たちが大量に集まってて意味わかんなかったろうなぁ(笑
 
 
15:20。
BONくん到着。
 

 
「はじめましてPAPA-Bです!」
 
大きな拍手。
偶然店内にいた一般のお客さんも集結してすっかり大事になってるな。
 
「恥ずかしがり屋なもんで、下のスタバ買って裏で待機してる間、なんか派手なオヤジがいるなーっていう周囲の目線が痛くて…」
 
まぁ、この色の服に髪だから、
知らない人はアレだろう。


「普段、札幌に住んで、横浜の事務所に所属して行ったりきたり活動させてもらって、すごく大きなレゲエ祭とかに出たりしてる中で、いろいろ業界も変わって、札幌で頑張ってる奴らもいっぱいいて、まず地元を盛り上げたいねって話を今みんなでしてて…」
 
そうだよBONくん!
もっかい小っちゃい箱でバッシュやりたいよ!
 
「それで、今日は札幌で活躍してるレゲエバンドのTOKIくんに来てもらって、合わせるのは全く初めてなんだけど、少し歌を聴いてもらえればと思います」
 

 
これがTOKIくん。
 
 
「まずは昨日出たCDから、『Zero Zero Zero』という曲をやります」
 
TOKIくんのラガなワンドロップなギターに合わせて、
マイク無し肉声でフロウを始めるBONくん。
 

 
“それは0、1でも2でも3でもないから0”
 
一般のお客さんもいるし、
ってか一般のお客さんへの宣伝の要素が強いだろうから、
歌モノで来るのかなと思ってたら、
むしろ現場感バリバリのBONくんスタイルの早口フロウから来るとは。
ラガもんとしては嬉しいが、
一般のお客さんには大丈夫か!?
 

 
と思いきや、
さすがはレゲエ界きってのエンターテイナー。
 

 
その卓越したフロウスキルに、
むしろ一般のお客さんのほうが目新しさも含め、感心してる風。
 

 
…大拍手。


「昔から、それこそ小学生の時からずっと歌って、それで肉体労働とかいろいろやったけど、根性無しですぐに辞めたりとかで、やっぱり自分は歌なんだなって思って。札幌に帰ってきて、デパ地下とかで歌ったりとか…、じゃないや、働きながら歌ったりとかね。それでこんなのを家でもいつもやってるもんだから、家族からうるさいって言われて肩身狭くて」
 
そりゃぁ家でフロウしてたら言われるでしょう!
 
 
最前列にいた俺と、ラスタなカポーがノリノリで体動かしまくってたので、それに気をよくしたのか、
 
「本当は2曲の予定だったんだけど、せっかくこれだけ集まってもらったので、TOKIくんとアドリブでセッションみたいのやりたいですねー。ストリートライヴみたいな…」
 
えっ!?みたいな感じで明らかに戸惑うTOKIくんの様子がウケた(笑
 

 
「できる?持ちネタっていうか…」
「はぁ、たぶん大丈夫かと…」
 
TOKIくん!ラガな世界で生きるなら持ちネタはいくつ持ってても損は無いよ!
 
 
そんなわけで、
TOKIくんが弾き始めたゆっくりしたリフに一瞬考え込むBONくん。
 

 
で、歌い出したのは「Radio」。
’98の名曲ですな。
 
ってか、
12年前の廃盤になってる曲知ってる人、会場にいないだろ!
 
そしてそのまま「MONEY CAN’T BUY」へ。
 

 
サビではコールを要求したものの、
歌えるのは、俺と、隣のカポーと、
あとは後ろから2~3人の声のみ(笑
 
BONくんファン少ねっ!(笑
 
でも、なんせ覚えやすいメロディーとシンプルなリリック。
“Oh, MAMA MIA MONEY CAN’T BUY, Oh, MAMA MIA MONEY CAN’T BUY”
 
BONくんと俺ら少数で声張り上げて歌ってるうちに、
一般のお客さんも含めて、みんなで大合唱。
これがレゲエで俺がいちばん好きな瞬間だなぁ。
 
 
そのまま「いざゆきな」に突入し、
んで、もっかい「MONEY CAN’T BUY」の大合唱。
 
いやん、幸せな時間~♪
 

 
そしてついに最後の時間。
 
「最後の曲は、『Brand New Way』って曲で、これは札幌の大きなレゲエ祭”EXPLOSION”のテーマにも使ってもらって、すごくいい曲ができたんで、大事にしていきたいなと思って。先日にはたくさんのアーティストの参加したコンピも出てるんで…、いや、適当なこと言ったな俺。たくさんでもないか、6つのアーティストで出てるんで、知ってる人もいると思うんだけど、ぜひ一緒に歌って聴いて下さい。」
 

 
“それは出来ない、これも出来ない、みんな言うけど納得できない”
 

 
“I Say Yeah Yeah Yeah, I Say Yeah Yeah Yeah”
 
やっぱ歌モノは一般のお客さんにも通りやすい。
満場の手拍子の中、
BONくんのパフォーマンスも冴える。
 

 
そしてオーディエンスが一体になった楽しい時間もついに終了。
 
 
「お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。PAPA-Bでした。ギターはTOKKY。あ、TOKIくんは10月8日にLIVEやるそうなので、僕も遊びに行こうと思ってますし、ぜひ皆さんもCHECKお願いします」
 
最後の最後で人の宣伝をするあたりがBONくんっぽい(笑
 
 
で、場所を店の奥に移してCD購入者特典のサイン会。
 

 
番が来て前に出ると、
「おお、いちばん前でノッてくれてたよね!」
 
いやーーーん、BONくん見ててくれたのね(涙
 
「PAPA BONの時から大ファンなんです!」
「お~、そんな古くから」
「昔、BLOOD LINE聴いて感動して、それから7インチも全部買わせてもらってます!」
「お~、ありがとう。コアなファンもね、大事にしていかなきゃなと思ってるんで、よろしくお願いします」
 
サインも無事もらって、
「写真もいいですか?」
「もちろんだよ~」
 

 
はい、ぱちり。
嬉しさのあまり、未曾有のレベルで目尻下がりまくってますなだい様。
 

 
なんか、昔のBONくんって、もっととがってたイメェジあったんだけど、
すっかり丸くなって腰の低い、いいお兄さんになってました。
 
 


Categories: カルチャーの嵐。
  1. wasang

    すげえー!

    なぜ平岡イオンのビレッジに!(笑)
    うらやましいぜー!

    2010年9月24日 07:19
  2. あきこ

    奇跡だね~😰

    たまたま行って偶然会っちゃうなんて、さすがダイ様😄

    2010年9月24日 07:59
  3. よーちん

    うらやましすぅ~💦
    LIVEあったら誘って✨

    2010年9月24日 12:17
  4. だい。

    >ワタロ。
    そんな場末にBONくんが営業に行く奇跡と、
    俺が所用で行く奇跡とが重なったとゆー。

    2010年9月25日 00:12
  5. だい。

    >あっきぃ。
    ミラクルDと呼ばれるワタクシです。
    用を足そうと思って行ったトイレが清掃中という奇跡を、4日続けたことがある伝説をお持ちです(萎

    2010年9月25日 00:13
  6. だい。

    >よー姐。
    をっ!!レゲエの箱に行きますか!?

    2010年9月25日 00:14

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