アリス九壱壱號。

August 19 2007 02:35

アリストテレスが言っとった。
 
「人はいつも幸福を目指し、
幸福をもたらすものを奨励し、
幸福に反するものを戒めるものである」
 
そりゃぁもぅ、人間ってのは幸福になるために生きてんだ。
一回きりの人生、
そうじゃなきゃ、
ゴータマが言ってたような、
「生きることは苦」
ってことになっちまう。
ってのぁ俺がいつも言ってんだろ。
 
それがどうだ?
現代人、
いつも自分の幸福を目指せてるか?
自分に幸福をもたらすものを奨励してるか?
自分の幸福に反するものを戒めてるか?
 
少なくとも、俺の見渡すかぎり、
「我慢することこそ人生」
みたくなってる奴、多すぎねぇか?
 
誰かのために我慢して、
自分の幸福に反するものを耐えてるなんてそんな状況、
なんだよそれって話。
 
それで誰かが喜んで、
そんで自分が幸せになれんならそれでいーさ。
 
でもさ、ほとんどの場合、
自分に返ってくるのは、幸せじゃなくてさ、
生半可な社会成員意識と、思いこみの自己満足じゃねーか。
 
そんで、
これでいー。
とか、
勝手に言ってろって。
 
 
社会的にお行儀良く生きて、
周囲からは「よくできました」って上目線で褒められ、
えへへ、なんて笑って、
いーっつーんなら、それでいーけど。
 
自分で掴むなら、
自分で掴むなりのやり方。
 
ちょっと非難されるくらいがちょーどいい。


Categories: トンガリ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo