群衆の中の猫。

January 18 2004 02:06

人は、一人でいるときには孤独感を感じないもので、他人といるときにこそ、孤独感に襲われるものなのではないか。
孤独というものが、人間関係からの疎外感に苛まれるゆえの感情だとすれば、他人との関わりの中でこそ存在し得るわけだが、同時に、一人では生きられないものであるというジレンマも抱え込むわけで。
思えば、生物が誕生したその瞬間から、人間は46億年の孤独に繋がれたのかもしれない。
少なくとも俺には、難儀だ。


Categories: 感情。

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