film0210: THE KILLING (1956)
THE KILLING
邦題「現金に体を張れ」
映画レビューサイト総合偏差値:3.80
国内映画レビューサイト偏差値:3.72
海外映画レビューサイト偏差値:3.96
だい評点:★★★
USA
1956年5月19日公開
監督:スタンリー・キューブリック
出演:スターリング・ヘイドン、マリー・ウィンザー etc
製作:ハリス・キューブリック・プロダクション
配給:ユナイテッド・アーティスツ
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
9月最後の週の午後、マービンは競馬場に来ていた。彼は全ての馬に5ドルずつ賭けるという意味の無い買い方をしていたが、それには理由があった。レースの間、彼は場内のバーカウンターでジンジャーエールを頼むと、バーテンダーにそっとメモを手渡した…。
【だいレビュー(ネタバレ有)】
大事を成す時、大切なこと。
無能は計画に入れるなッッッッッ!!!!!
誰か一人の部外者にでも漏れた瞬間、
全てが破綻するようなデリケートな計画を!
窓口係、初日からベラベーラ。
こんな奴、仲間に入れるなッッッッッ!!!!!
レスラーとかスナイパーみたく、
ある程度の金で部分的な役割だけ持たせときゃええねや。。。
・めっちゃ気が弱い
・めっちゃベラ
計画を破綻させる典型的なタイプ!!!!
パパって呼んで!
ってそれだけのことを、
「帰りに電車の中でカップルが~」
女々しいッッッッッ!!!!!
言いたいことは!
ストレートにはっきり言え!!
わたしに秘密にするのね…
なんて言われただけで!
ベラベーラ!?
んなもん!
金入ってくるんじゃ文句あっかぁぁぁ!
結果が全てじゃ!
金が欲しけりゃ黙って見とけコラァァァァ!!
くらい言えやぁぁぁ!!
なよなよしてうじうじして女々しい男が大嫌いです。
でもな!
ジョニーもあれだぞ!
落としたくらいで開くような安物の鞄買うなや!!
金はいくらでもあるだろ!
せめて紐買ってグルグルに巻いとけ!
最後の最後でパニクりすぎ!
ってか、機内持ち込みできるサイズがどうかくらいわかるでしょーや…
でもね、
おバカたちによって少しずつイレギュラーは生じながらも、
粛々と計画通り犯行を遂行していく様はめっちゃ面白。
時間軸を何度も行きつ戻りつしながらも、
レースの入場やスタートの瞬間、というランドマークを軸にしてるから、
全然混乱せずに観れる作りはすごいなと思った。
あと、あれだね。
わりと評判の良いTHE ENDの入り方だけど、
う~ん、余韻もなくちょっと唐突かな?
って思ったんだけどさ、
よく考えたら、あれって映画のENDというよりも、
この計画のTHE ENDなんだな。
それならめっちゃ納得。
計画の終わりはいつも突然。
ダイヤルMでもそうだったけど、
偶然は計画を捕食するからな。