本当に、そう思うよ。
なんか、いつの間にやら月初は総括みたいな感じになっているので、今回は敢えてそれを裏切る。
いつもそんな感じなのもどうかと思うしな。
総括するようなこともそんなあるわけではないので(笑)
というわけで、最近は久々にせっちゃんの「やわらかい日」を聴いてるんだが、
相変わらずしみぢみ泣ける。
俺もいつか結婚する日が来たら、こんな風に心のあたたかい日々を過ごせるのかな。
過ごしたいな。
レーズン入りのコーンフレーク、窓を開ければサンシャイン
二人分のコーヒーが湧いた
「ちょっとこの記事読んでみて」彼女が手渡した新聞にはこう書いてあった
”事故で亡くした夫の体から取り出した精子で受精成功”
彼女は言った「すごい愛だと思わない？」
今日２本目の煙草、「もしも僕がこの記事の夫だったら」考えてみる
少し怖い気もするし、ちょっと嬉しい気もする
「ねぇ、どうなの？」って彼女が急かす
「ねぇ、ものすごい愛だってあなたは思わないの？」
「まだ何も言ってないだろ」
「じゃあどうなの？」
「うん、そうだね」
「もう、つまんない人！」
誰より大切な君とのこんな朝が僕は好き
何より大事な答えを君は知ってるから
ベジタブルカレーライス、窓を開けたらムーンライト
二人分のビールを注いだ
「今日ね、誰かが言ってたの」彼女が話す瞳には戸惑いがあった
「どんなに好きな人でも５年経てば冷めるって。私たちは大丈夫でしょ？」
「ねぇ、どうなの？」
「うん、そうだね」
「もう、つまんない人！」
誰より大切な君とのこんな夜が僕は好き
そいつを言葉にしたら、その後どこ見りゃいいの
「ねぇ、ものすごい愛だってあなたは思わないの？」
「まだ何も言ってないだろ」
「じゃあどうなの？」
「うん、そうだね。そう思うよ」
誰より大切な君とのこんな朝が僕は好き
何より大事な答えを君は知ってるから
言葉は胸の中、君には見えてるはずさ、そうだろ？
それより触りたい、そのやわらかな肌に
もっとずっと……
レーズン入りのコーンフレーク、窓を開ければサンシャイン
二人分のコーヒーが湧いた
(斉藤和義「やわらかい日」)