だいは、ここに、いるよ。

ビアード・だい。

最近初めて知ったこと。
 
飲み物を飲む時に、
髭がちょっと邪魔だ。
 
 
俺がまだ学部生だった頃、
研究室に、
「仙人」と呼ばれる男がいた。
 
何故仙人かというと、
胸近くまで行くくらい髭が長かったのだ。
ちなみに顔は横浜ＦＣの久保に似ていた。
 
それはどうでもいいんだが、
我々は、彼のことを
「仙人」という一見尊崇しているかのように呼んでいたが、
内心では、
「いやー、あの髭はないなー」
と思っていたのだ。
ちなみに仙人は老爺ではなく、俺と同期の当時20歳だ。
 
 
しかし！
俺は今、そのことを猛烈に反省している！
 
彼は、
今の俺の髭なんかよりずっと長い髭を持ち、
飲む時も、食べる時も、
病める時も、健やかなる時も、
水泳の時も、ＢＢＱの時も、性行為の時も、
とにかく邪魔だったに違いないのだ！！！！
 
そんなことをおくびにも出さずに、
少なくとも俺が存在を知ってから３年間もの間、
あの髭を守り続けた仙人、
今は彼のことを心から貴ばずにいられないではないか…
 
 
でもあの髭はないなー。

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