クレイジー・ジャパン。

September 13 2013 00:36

ほぼちょうど1年前、
だいはカッパドキアにいて、
 
そして先日、
カッパドキアでとても悲しい事件が起こって。
 
 
でも、
それは仕方がないことで。
 
世界ではたくさんの悲しい事件が起きていて、
悲しい事件というのはとても悲しいわけだし、
起こした人を絶対に許すべきものではないわけだけれど、
それはいつ、どこで巻き込まれるかわからないもので、
もし巻き込まれたら、それは本当に不幸なことで、
でも、それは、
そこに行ったから起こったわけではないし、
そこに行ったら起こるというものでもない。
 
 
それを、
何も知らない人たちが、
トルコは治安が悪いから、だの、
女二人で海外へ行くから、だの、
 
はっきり言って、
行ったこともない人が、知らないことをさも知ってるかのように言うのがどうしても許せない。
  
俺は行ったから、言える。
 
トルコってのは、
ものすごく治安の良い国で、
ましてカッパドキアなんて東京の繁華街なんかよりずっと治安の良い場所で、
少なくとも行かないより危険だ、ってのも、
そんなんは根拠も何もない。
 
日本にいたって、いつなんどき事件に巻き込まれるかなんてわからないし、
実際、日本でだってそんな事件は起こってる。
 
もちろん世界にはもっと危険度が高いトコだっていっぱいあるけど、
カッパドキアなんてそんなようなトコじゃなくて、
要はそんな危険なんて今住んでるここにだって同等にある程度のもので、
 
それを、
何も知らない自称海外通どもが、あーだのこーだの。
 
 
カッパドキアは、
深夜に散歩しても全然危険一つない場所で、
真夜中なのにオープンカフェでおっさん達がみんなでわいわいとゲームをやってて、
すごくのんびりした場所で。
 
ノスタルジ・ケイヴのオーナーも、
ギョレメ郵便局のおっちゃんも、
ギョレメの雑貨屋のおっさんも、
デリンクユ地下都市のチケット売場のおじさんも、
カーペット売りの婆ちゃんも、
 
きっと残念がってるだろうな、
って、思う。
 
 
イスタンブールでも、
カッパドキアでも、
パムッカレでも、
サルディスでも、
セルチュクでも、
ディヤルバクルでも、
ネムルトでも、
マルディンでも、
アンカラでも、
チェシメでも、
 
でっかいリュック背負って、
片言の英語しか喋れない日本人に、
トルコの人たちはすごく親切にしてくれて、
 
クルド人地域や小さな山村とかでは、
アジア人が珍しいのか、子供たちがすぐ集まってきて、
手を振ったら大喜びで手を振り返してきて。
 
そんな所だから、
俺はトルコがすごく好きで、
1週間くらいの休みが取れる仕事に就いたら、
絶対にまた行くつもりで。
 
 
そんな所を、
行ってもいない人が色眼鏡でどーこー言う。
言う。
 
 
遠くないうちに、
現地で、
被害者に手を合わせてこよう。
 
と思いつつ。
 
 
懐かしさと、悲しさと、腹立たしさの入り交じった日。


Categories: 考える。
  1. さすらいの番長

    カッパドキアは行ってみたい所、ええのぉ。じっくり地層を眺めてみたいもんだわさ。

    2013年9月13日 06:58
  2. ガク隊長

    すいません、内弁慶なので、海外怖いんです。

    2013年9月13日 12:31
  3. だい。

    カッパドキア超オススメよん!
    カッパドキアに限らず、トルコの内陸~東部はマヂやばいよ!
    手付かずの古代遺跡が残り放題!
    顎ちには向いてると思う。

    2013年9月13日 13:07
  4. だい。

    >がっくん。
    俺は逆に海外のほうが向いてると思ったわぁ。
    日本と比べてせせこましくなくていいよ!
    がっくんも性格的にトルコは向いてると思う!

    2013年9月13日 13:11

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

wp-puzzle.com logo