film0227: PROSPERO’S BOOK (1991)

May 19 2020 11:27

PROSPERO’S BOOK
邦題「プロスペローの本」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.38
国内映画レビューサイト偏差値:3.40
海外映画レビューサイト偏差値:3.34
だい評点:★UK、フランス、イタリア
1991年8月30日公開
監督:ピーター・グリーナウェイ
出演:ジョン・ギールグッド、イザベル・パスコ etc
製作:アラーツ
配給:パレス・ピクチャーズ
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
かつてナポリ大公として大きな権勢を振るったプロスペローだったが、学問に没頭して弟に国政を任せっきりになった結果、弟の企みにより公位を簒奪され、娘とともに小船で沖へと流された。その際に家臣の尽力で、22冊の秘技書も船に積み込まれた…。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
かつて、環状通のTSUTAYAで、
「映画マニア絶賛のアート系映画監督!」
というPOPを目にして立ち止まった一人の大学生がいた。
 
TSUTAYAオススメなら観てみるか。
そうして借りたピーター・グリーナウェイのVHSは3本。
 
「英国式庭園殺人事件」で当惑し、
「数に溺れて」で絶望し、
「グリーナウェイ短編集」で、寝た。
 
そうして映画が嫌いになった大学生。
彼の名は、だい。
 
 
ワタシが世間の一般の人様と比べて、
映画をほとんど観てこなかったのはグリーナウェイで絶望したせいです。
あの時のTSUTAYAの野郎、一生恨んでやるからな!!!
 
 
そんなわけで、20年ぶりのグリーナウェイ。
過去と訣別してやる!
 

……
………
…………
 
グリーナウェイだった(ノд ` )
 
 
いや、でもまあ、
英国式庭園よりはマシ!
100倍マシ!
100じゃ足らんかも。100000000倍マシ!
 
マイワースト映画、
ザ・キャッチャーのつもりでいたけど、
このパッションは、もしかしたら英国式がワーストの可能性あるわ。
 
マシとはいえ、
本質的には変わらないんだよなぁ。
何を楽しむべきなのかが俺にはわからない。
 
いや、絵面は綺麗よ?たしかに綺麗。
終盤の行進のシーンとか、壮観。
でもな。
 
絵面観たいだけなら映画じゃなくてええんじゃぁぁぁぁ!!!!
 
綺麗な絵面並べるだけならストーリーないほうが寧ろ余計な場面なくていいじゃん。
ストーリーが面白くなかったらそもそもなんです。
そうなんです。
 
グリーナウェイ好きな人とは一生相容れない自信ある。
 
 
っていうか、絵面凝ってて綺麗ではあるけど、
ビザール趣味なのが俺の美意識に合わなすぎるんだよな。
序盤の小便小僧とか不快でしかない。
 
 
ストーリーに関しては書くことなさすぎてヤバい。
英国式とか数に溺れてと違って、
勧善懲悪的なストーリーで良かった。くらい。
 
序盤の各本の説明とか、いる???


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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