film0067: LA RÈGLE DU JEU (1939)

March 17 2019 09:40

LA RÈGLE DU JEU
邦題「ゲームの規則」
 
映画レビューサイト総合偏差値:3.71
国内映画レビューサイト偏差値:3.56
海外映画レビューサイト偏差値:4.02
だい評点:★
フランス
1939年7月7日公開
監督:ジャン・ルノワール
出演:ローラン・トゥータン、ノラ・グレゴール etc
製作:NEF
配給:DPF
◎ファロ島映画祭監督賞
 
【本編の内容が限りなく少ないあらすじ】
ブールジェ空港、夜10時。大西洋横断飛行の記録を樹立して帰還するアンドレ・ジュリユーの飛行機を群衆が待ち受けていた。出迎えた親友のオクターヴから恋人が来ていないことを知らされたアンドレは、ラジオのインタビューで怒りを爆発させてしまう。
 
 
【だいレビュー(ネタバレ有)】
ひどい!ひどい!ひどすぎる!
 
えっ、わかんない!
なんでみんな揃いも揃ってこうなの?
結婚を何だと思ってるの??
当たり前のように不倫して、
女のために友達まで裏切って、
寝ても覚めても不倫不倫不倫。
 
「獣人」でもそうだったけど、
これはジャン・ルノワールの倫理観なのか、
それとも当時のフランスはこういうもんだったの?
もしや俺が知らないだけで今でもみんなこうなの?いや、さすがにそれはないはず…。
 
唯一倫理的にマトモなのは森番だけだけど、
あいつも平気で銃乱射するからな…
 
男だけならいいけど、
女も揃いも揃ってクズとかもう救いようなくてゲンナリする。
 
評論には「貴族の暮らしを風刺して~」
って書かれてたりするけど、
この性的な倫理観の欠如は「獣人」の労働者階級でも一緒だったからなぁ。
 
最後の最後で、
最も胸糞悪い裏切りで終わるのもまたモヤモヤのモヤ。
 
 
俺の倫理観は、
殺人は許せても性的な不道徳は許せない性質だし、
殺人は許せても信頼への裏切りは許せない性質なので、
 
俺にとって胸糞な要素しかないじゃん!!!!!!!!
 
 
つまらない映画は多々あるけど、
嫌悪感しか残らない映画って稀有だよなぁ。
やたらと評価高い映画だけど、
評価してる人の評価ポイントと、
その人の倫理観知りたいわ。


Categories: 38歳から始めるシネフィルへの道。

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