月別アーカイブ: 2月, 2006

FEEL。

February 14 2006 19:06

認められるものも、認められないものも、
周囲が重要なんじゃない。結局は、自分がそれが正しいという信念があるかどうか。
 
だから、どんなことだって、自分の中できちんと理屈が通るのであれば、
ありのままの立ち位置で、感情を抑える必要など無いし。
何らかの言葉で規定されるような関係ではなく、
自分にしかわからない、説明できない空気がある。
 
だから、もう、何も考えない。それでいい。



Categories: トンガリ。

読書の冬。

February 13 2006 19:56

書評。
星新一「白い服の男」(新潮文庫)
前にもどこかで書いたと思うけど、基本的に星新一はそんなに好きなわけじゃないんだけど。
っていうのも、星氏のタッチって、軽妙すぎるというか、小咄、って感じでピシっと落として終わり。
みたいな、良くも悪くもあっさりした感じなのが、どうも俺に合わないのな。
重いテーマ好きなんで。
 
いやー、でもこれ読んで、すいません。ちょっと心を改めました。
星氏のショートショートにしては全体的に長目の作品ばかりだったんだけど、テーマがきっちり哲学的で読み応えありました。
得意の、意外性出してサクっと終わるタッチではなく、しっかり腰の重い打ち回しというか、芯を中心にして内容盛り込んでくから、余韻がきっちり残る。
全体として秀作の部類だとは思うんだけど、何が何って、一番最後の「時の渦」。
これはもう必読。
震えました。
今思い出しても震える。
できればハンコックとか読んだ後に読んでくれると、より一層感慨深いかも。



Categories: カルチャーの嵐。

恋ができなくなった最大の素因。

February 12 2006 21:08

若い頃はさ、夜中に電話して、話すことも尽きずに、受話器持ったまま二人とも寝ちゃったりとか。
それが、今は、そんな情熱は、きっと、持てない。
人間の心にキャパがあるとすれば、あの頃のそんなスペースは、今はいったい何が占めているのか。少しずつ、いろんなものに均等に割り振られたりしてるのかな。
大事なものを一つ得たら、大事なものを一つ失う。そんなことはわかってるんだけど。
あの頃のあんな気持ちが懐かしかったりもする。

風はまだ冷たかった
僕ら初めてキスをした
それでも、それだけで、ぬくもりがふたり包んでた
秘密を打ち明けるようにして身体重ねあった雨の日

抱きしめあって、確かめあって、それが恋だった
言葉だけじゃ足りなかった
疑いあって、傷つけあって、それが恋だった
君はひとりで街を出た

僕だけが街に残った
胸に詰まる若葉の青
あれから、ねぇあれから、この季節が来るたびに

抱きしめあって、確かめあって、それが恋だった
満たされるものじゃなかった
疑いあって、傷つけあって、それが恋だった
あのまま時は止まった

いとしさに声は枯れた
孤独が僕を放さない
今でも、これからも

待ちきれなくて、待ちきれなくて、それが恋だった
誰かのためじゃなかった
それが恋だった

(谷口崇「それが恋だった」)



Categories: 思う。, 自分という存在。

目に見えるもの。体に感じるもの。

February 11 2006 23:11

俺とあのコが体を重ねて、
今日はあのコは誰かと体を重ねて、
明日は誰かがまた別の誰かと体を重ねてる。
そんなもんだ。
人間なんだから、
当たり前だ。
規定なんてものは、
その瞬間は簡単に消える紐帯。
 
あのコの上にいるって、それだけが真実じゃん。
余計な事を考える必要はなかった。



Categories: 感情。

100万人の兄貴。

February 10 2006 18:36

1人のコの熱烈な愛情よりも、
10人のコが兄貴と見てくれるほうが俺は嬉しい。
どっちかを選ばなきゃいけない状況なら、
迷わず後者を選ぶ。
社会常識的には、それで満足してちゃいけないんだろうけど。
でもやっぱ、頼られたりわがまま言われたりするのって、嬉しいじゃん。
最大多数の最大頼られ。
兄でいることを優先しちまうから、
40とかになった頃、
「だい兄!早く結婚しないと妹として心配だよ!」
と妹たちにせっつかれる光景が容易に想像できる(笑)
まぁ、そんなのも楽しみだったりするわけだ。
どーしょもねぇな。



Categories: トンガリ。

巡り逢わなかったひと。

February 09 2006 10:20

自分のいろんな率直な思いとか、そういうの。
状況が許さないことだって、もちろん、ある。
だから言ってみたいのさ。
「生まれ変わっても一緒にいよう」
じゃなくて、
「生まれ変わったら一緒にいよう」
なんて言葉、知ってたかい?



Categories: ふたり。, 思う。

手のひらを太陽に翳したら、胸に当てて自分に問いかけてみようか。

February 07 2006 23:15

さぁ、童謡の時間だよー!
 
 
僕らはみんな、生ーきているー♪
生きぃているから、
欲望に心を縛られたりして、いろんな大事なことを忘れて、誰かを傷つけたり、そのくせ、それでいてそんな自分を責めたりして、どうしようもない絶望に浸っちゃったりするけど、結局そんなの安っぽいヒロイズムだから、またすぐに同じことを繰り返したりしてるんだ。
 
僕らはみんな、生ーきているー♪
生きぃているから、
傷つきたくなくて、自分の本心に嘘ついたりして、今目の前にある困難をただ回避することが格好いいクールなやり方だなんて勘違いして、結局そこは、ホントに自分が行きたかった場所じゃなかった、なんて、そんな笑えもしねー状況を生み出したりするけど、今さら後悔しても遅かった、なんてことを、戻れなくなってから気付くんだ。



Categories: 人はいつも。, 思う。

くだらないリレーション。

February 06 2006 02:28

みんなみんな下らないことで騒ぎ立てて、感覚が麻痺しそうだけど。
 
女のコと二人でごはん食べに行ったり、酒を飲みに行ったり、
そんなに特別なことかな?
俺からしてみれば、男だの女だの、ってくくりよりも、
まず「ともだち」ってくくりのほうが優先するけど。
俺が、取引先の女のコと飲みに行くっちゃぁ大騒ぎして、
妹分と食事に行くっちゃぁ大騒ぎして、
「だいくん、やるんでしょ」なんて。
正直、そういう反応って、どうかと思う。
 
別に生物学的に、社会学的にみて男と女だからって、
必ずしも恋しなきゃいけないわけでもないし、
セックスしなきゃいけないわけでもないんだし。
そういう感情が無いなら、同性と遊びに行こうが、異性と遊びに行こうが、なんら変わらないわけで。
実際、俺が今年に入ってから二人きりで遊びに行った友達6人、全部女のコだし。
でもその6人となんかあったかって言えば何も無いわけだし、
何か下心があって会ってるわけでもねーし。
そうでしょ?
それをさ、男と女が二人きりで飲むのを、何かあるのよキャー!みたいな。
あんたら、異性の友達いないの?と。
男と女なんて、そんな複雑に考えなきゃいけないもの?
別に何も意識しなくても、何かある時はあるし、無い時は無いし。
何も意識してなくても、どうかなる可能性だってあるけどさ、
別にそれはそれだし。
そんなもんはどうこう考えてどーの、ってもんでもないんじゃない?
 
男と女だから、配偶者や彼氏・彼女がいる場合は食事すらしちゃいけないとか、
そういうくくり、もううんざり。
俺は男である前に人間で、
あのコやあのコも、女である前に人間で。
 
そういう考え方って、間違ってるのかな?



Categories: 感情。

あの計画。

February 05 2006 22:39

何年も前から推進してきた、
「呼称総だい化計画」
も、気付けばかなり進行していて。
 
いまや俺のことを苗字で呼ぶ人って、仕事関係くらいじゃねーの?
ってとこまで進んできました。
 
っていうか、ぜってー俺の苗字忘れそうな奴もいるって。
やったー。計画成就。
 
サークルの時も、あれだけ根強く苗字で呼ばれてたのに、
気付いたら呼んでる奴一人もいなくなったもんなぁ。
西弓だって、同期で鈴木とか高橋さんが苗字で呼んでくるくらいで、
後は後輩も含めて全員名前だよなぁ。
ネット関係の奴らはもともと俺の苗字知らないやつ多いしな。
 
 
そんなわけで、プロジェクトもあと一歩です。
仕事以外で俺を苗字で呼ぶ人が絶滅するように頑張ろう。



Categories: どうでもいいや。